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ヘンリー・ダーガー [Exhibition]

20世紀アメリカ美術における最大の謎ともいわれるヘンリー・ダーガーの人生と創作に迫る企画展『ヘンリー・ダーガー展 ~アメリカン・イノセンス。純真なる妄想が導く「非現実の王国で」』が、4月23日から東京・ラフォーレミュージアム原宿で開催されています。

数年前の原美術館の展覧会以来ですが、やっぱり謎です。
何故、このような膨大な作品を、ひとり孤独に創作し続けられたか?

ダガーはいたってまともな人間であり、ちょっと偏屈なプライドの高い、南北戦争マニア。
というのが、私の感想です。


自分は、絵が描けないと思い、トレースを主体におこした絵に水彩で彩色しただけの作品。でもよく見ると、その少女たちの表情はとても魅力的だったり、笑えたりする。
惨殺された少女たちはその内蔵まで、細かく書き込まれていたりして、なんとかこの気持ちを伝えようとする意志がひしひしと感じられます。
おそらくそんな地道な努力が表現の強さになっていると思われます。
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佐賀町アーカイブ [Gallery]


1983年から2000年までの17年間、旧食料ビルのスペースを改装して現代アートを発信していた「佐賀町エキジビット・スペース」。
その活動と資料、作品コレクションを検証し、展示し、語り、学ぶ、アーカイブをショーケース化する試みが、外神田のArt Ciyoda3331の地下で4/22よりスタートします。
初回は、伝説の展覧会の大竹伸郎。
当時はキャリアのない若手現代美術家の発表の場は、貸しギャラリーくらいしかないなかで、画期的な活動をしていたわけで、現在に繋がる日本のアートシーンを検証する意味のある試みだと思われます。

5/28に予定されているトークイベントは、定員100名にも関わらず、すでに満員。
大竹氏の人気の高さが伺われます。
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(撮影:三好耕三)


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