川村記念美術館 サイ・トゥオンブリー写真展 [Exhibition]
川村記念美術館で開催中のサイ・トゥオンブリー展を見てきました。
http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/#lecture
この展覧会は作家が個人的に続けていた写真の展示が中心で100点以上の写真と、併せて、絵画3点、彫刻4点、ドローイング4点、版画18点を展示しています。
独特の視点でピントのボケた写真が印象的です。このような視点が彼の作品の基盤にあるのだろうという気はします。
個人的にはこの写真に必要以上の興味はいだきませんでしたが、このサイ・トゥオンブリーの感性を踏まえたうえで、彼のドローイングやタブロー作品を改めて眺めると、いかにサイ・トゥオンブリーのしごとにおいて即興的な感性が必要なのかが分かる気がします。
子供の落書きのような彼の作品が持つ絵画の重要性。
それがどういうことなのかもう一度考えてみようと、林道郎の著書「絵画は二度死ぬ、あるいは死なない」を買って見ました。
絵画は死んだと何度も言われ、何十年もたった今でも絵画は存在し続ける。それは表現のメディアとしてあるだけでなく、違う存在価値もあるのだろうか・・・。
もちろんアートは今や金融資産に変わる投機対象になっている。ではあるがそれだけでなく表現の可能性としてさんざん試されてきた以外にも絵画には可能性があるのだろう。
ついでに、大日本インキ敷地内で今の時期開放されている散策路のツツジの写真もアップしておきます。
http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/#lecture
この展覧会は作家が個人的に続けていた写真の展示が中心で100点以上の写真と、併せて、絵画3点、彫刻4点、ドローイング4点、版画18点を展示しています。
独特の視点でピントのボケた写真が印象的です。このような視点が彼の作品の基盤にあるのだろうという気はします。
個人的にはこの写真に必要以上の興味はいだきませんでしたが、このサイ・トゥオンブリーの感性を踏まえたうえで、彼のドローイングやタブロー作品を改めて眺めると、いかにサイ・トゥオンブリーのしごとにおいて即興的な感性が必要なのかが分かる気がします。
子供の落書きのような彼の作品が持つ絵画の重要性。
それがどういうことなのかもう一度考えてみようと、林道郎の著書「絵画は二度死ぬ、あるいは死なない」を買って見ました。
絵画は死んだと何度も言われ、何十年もたった今でも絵画は存在し続ける。それは表現のメディアとしてあるだけでなく、違う存在価値もあるのだろうか・・・。
もちろんアートは今や金融資産に変わる投機対象になっている。ではあるがそれだけでなく表現の可能性としてさんざん試されてきた以外にも絵画には可能性があるのだろう。
ついでに、大日本インキ敷地内で今の時期開放されている散策路のツツジの写真もアップしておきます。