ビッグ・アイズ [ essay]
ビッグ・アイズという映画ごぞんじですか?
今日見に行く予定です。
映画『ビッグ・アイズ』は、ティム・バートン監督が実際に起こったアート界を揺るがすゴーストドロワー事件を題材にした作品。
実在の画家マーガレット&ウォルター・キーン夫妻が引き起こした本当の事件というのだから驚きです。
美術界の寵児として脚光を浴びた画家のウォルター・キーン。
しかし本当の作者は彼の妻マーガレット・キーンだった。
内気で口下手な彼女の描く悲しげな大きな瞳の子供たちの絵「BIG EYES」はたしかに魅力的だ。
たしかに60年代のアメリカのアートシーンは女性や黒人は認められない閉鎖的な業界でした。
黒人として初めてNYアートシーンに認められたのは、ジャン・ミシェル・バスキア。
それでも80年代に入ってからです。
女性の場合、シンディー・シャーマンが同じ頃に認められだし、以後続々と女性アーチストが活躍します。
60年代日本の草間彌生がNYアートシーンで頑張ってますが、売れるわけ無いですよね。
いくら才能があっても日本人の女性では認められるわけがありません。
それはアート界に限ったことではないでしょうね。
キーン夫妻を演じるのはクリストフ・ヴァルツとエイミー・アダムス。ね
自らも「BIG EYES」シリーズを愛し、コレクターでもあるティム・バートン監督が、アート界の光と闇に迫る!
映画『ビッグ・アイズ』は、2015年1月23日 TOHOシネマズ 有楽座ほかにて全国ロードショー。
すごいね、実話なのか!
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