レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 [Exhibition]
レオナルド・ダ・ヴィンチの未完の大壁画計画《アンギアーリの戦い》をテーマとした企画展が、八王子の東京富士美術館で開催されています。
本日のNHK日曜美術館は、この展覧会について詳しく解説しており、おもわず見入ってしまいました。
当時のフィレンツェ政庁舎であったヴェッキオ宮殿の大会議室の壁を飾るはずだった大壁画。
結局はレオナルドの技術的な失敗により絵の具が流れ落ちるという惨事に見舞われるのですが、フィレンツェが宿敵ミラノを破った「アンギアーリの戦い」という戦争画です。
その下絵と考えられる油彩画は(ドーリア家の板絵)と呼ばれ、正確な作者は不詳のようですが、その作品を中心に展覧会がくまれております。
当時、その横には、ミケランジェロが別の戦争画を描くことにもなっており、コレがもし実現していれば「最後の晩餐」やミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画と並んで観光スポットになっていたでしょう。
当時レオナルドはすでに円熟期に達しており、この大壁画を製作しながら夜間には黙々と人体解剖をしながら人間の筋肉や表情の研究をしており、そのダイナミックでリアルな絵画表現野成されたこの壁画「アンギアーリの戦い」は、当時の一般的な戦争画と比べるも無く、革新的で人々に驚きを与えるものでした。
後年、この未完の戦争画を研究するため、様々な画家たちが模写を行いたくさん緒作品が残っております。
実は壁画制作のためにレオナルドは膨大な量の下絵や素描、手稿が残っており、それが研究対象になったのですね。
有名な模写としてはルーベンスの模写があります。
また、近年、当時の状況を再現しようと立体的な彫刻での研究も行われました。
これらを見るとレオナルドがいかに革新的な絵画に挑んでいたのかが伺えます。
まったく、天才というのは・・・
また、日本ではこの作品にリスペクトされ、天妙屋尚の作品も面白いと思いますので、ご紹介しておきます。
このNHK日曜美術館の番組制作もうまいもので、コレは実物を見に行きたく月日なっても仕方ありません。この番組7月8日20時から再放送されます。
本日のNHK日曜美術館は、この展覧会について詳しく解説しており、おもわず見入ってしまいました。
当時のフィレンツェ政庁舎であったヴェッキオ宮殿の大会議室の壁を飾るはずだった大壁画。
結局はレオナルドの技術的な失敗により絵の具が流れ落ちるという惨事に見舞われるのですが、フィレンツェが宿敵ミラノを破った「アンギアーリの戦い」という戦争画です。
その下絵と考えられる油彩画は(ドーリア家の板絵)と呼ばれ、正確な作者は不詳のようですが、その作品を中心に展覧会がくまれております。
当時、その横には、ミケランジェロが別の戦争画を描くことにもなっており、コレがもし実現していれば「最後の晩餐」やミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画と並んで観光スポットになっていたでしょう。
当時レオナルドはすでに円熟期に達しており、この大壁画を製作しながら夜間には黙々と人体解剖をしながら人間の筋肉や表情の研究をしており、そのダイナミックでリアルな絵画表現野成されたこの壁画「アンギアーリの戦い」は、当時の一般的な戦争画と比べるも無く、革新的で人々に驚きを与えるものでした。
後年、この未完の戦争画を研究するため、様々な画家たちが模写を行いたくさん緒作品が残っております。
実は壁画制作のためにレオナルドは膨大な量の下絵や素描、手稿が残っており、それが研究対象になったのですね。
有名な模写としてはルーベンスの模写があります。
また、近年、当時の状況を再現しようと立体的な彫刻での研究も行われました。
これらを見るとレオナルドがいかに革新的な絵画に挑んでいたのかが伺えます。
まったく、天才というのは・・・
また、日本ではこの作品にリスペクトされ、天妙屋尚の作品も面白いと思いますので、ご紹介しておきます。
このNHK日曜美術館の番組制作もうまいもので、コレは実物を見に行きたく月日なっても仕方ありません。この番組7月8日20時から再放送されます。
ペコちゃん展 [Exhibition]
不二家のキャラクターでお馴染みの ペコちゃんをテーマにした「ペコちゃん展」が、平塚市美術館で開催されるみたいです。
ペコちゃんの誕生した1950年から60年以上にわたって愛され続けているキャラクターの「過去」と「現在」を紹介する展覧会。
ペコちゃんお人形やグッズの展示と同時に17名の現代アートの作家の作品が展示される模様。
なかでも個人的に気になるのが、小林孝亘氏の作品。
小林孝亘《Peko in the moonlit forest》2015年、油彩・カンヴァス
あと、初めてですが木原千春氏の作品が気なります。
木原千春 ペコ16歳。油彩 2015年
この平塚美術館というところは行ったことが無いのですが、案内を見ると東名高速厚木インターから結構ありそう。
JR東海道の平塚駅からも20分ということです。どうしよう・・・
神奈川方面の方はぜひお越しください。
【企画展】ペコちゃん展
2015 年7 月11 日(土) ~ 9 月13 日(日)
開館時間 9:30 ~ 17:00(入場は16:30 まで)
※7月18日~8月30日は18:00(入場は17:30まで)
休 館 日 月曜日( ただし7/20は開館)、7/21
観覧料金 一般800(640) 円、高大生500(400) 円、小中学生無料
※( ) 内は20 名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1 名は無料
※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体割引
(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
主 催 平塚市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
特別協力 株式会社不二家
協 賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網、神奈川中央交通株式会社
協 力 東京モード学園
開催日数 56日
担 当 勝山滋(当館学芸員)
ペコちゃんの誕生した1950年から60年以上にわたって愛され続けているキャラクターの「過去」と「現在」を紹介する展覧会。
ペコちゃんお人形やグッズの展示と同時に17名の現代アートの作家の作品が展示される模様。
なかでも個人的に気になるのが、小林孝亘氏の作品。
小林孝亘《Peko in the moonlit forest》2015年、油彩・カンヴァス
あと、初めてですが木原千春氏の作品が気なります。
木原千春 ペコ16歳。油彩 2015年
この平塚美術館というところは行ったことが無いのですが、案内を見ると東名高速厚木インターから結構ありそう。
JR東海道の平塚駅からも20分ということです。どうしよう・・・
神奈川方面の方はぜひお越しください。
【企画展】ペコちゃん展
2015 年7 月11 日(土) ~ 9 月13 日(日)
開館時間 9:30 ~ 17:00(入場は16:30 まで)
※7月18日~8月30日は18:00(入場は17:30まで)
休 館 日 月曜日( ただし7/20は開館)、7/21
観覧料金 一般800(640) 円、高大生500(400) 円、小中学生無料
※( ) 内は20 名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1 名は無料
※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体割引
(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
主 催 平塚市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
特別協力 株式会社不二家
協 賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網、神奈川中央交通株式会社
協 力 東京モード学園
開催日数 56日
担 当 勝山滋(当館学芸員)
ルネ・マグリット展 [ essay]
少し前の新聞を見て、気がついたのですが、6・19(月)で終了しちゃうんですね。
http://magritte2015.jp/
新国立美術館のこのての展覧会は、土日混んでるので行きたくないと思ってるうちに、もうすぐ会期終了です。
どうしようかな・・
マグリットといえば、シュールレアリズムの代表的な作家で、日本人なら知らない人はいないくらいの有名人。
教科書にも載ってます。
あちこちで、見る機会はあるのでついつい足が重くなるってのもあるんですけど、代表作といっても、どれもおもしろいですからね・・
ということで、ネットで検索して、今回の展覧会ブログをいくつか見ております。
これなんか良く分かりますね。
http://hakadorian.com/archives/6330
というわけで、今回は観てないので、すみませんこんなところで・・・
で、なぜマグリットについての記事になったか?
たまたま観た新聞が6/10の朝日新聞。
マグリット展を紹介してる記事の下にGoogleの話が・・
有名なGoogleの検索サイトに毎日Googleのロゴがでますよね。
あの話題で、4/23のロゴが日本画家の上村松園背右端140周年のロゴ。
コレが北欧や南米にも紹介されたという話と、毎年小中高生を対象として応募しているロゴコンテストが、今年は開催しないということです。
このロゴ、以前は村上隆のデザインで登場したこともあるのですが、結構面白かったし・・。
管理人のブログでもたしか紹介した思います。
まぁ、相変わらずGoogleの遊び心には感心させられます。
http://magritte2015.jp/
新国立美術館のこのての展覧会は、土日混んでるので行きたくないと思ってるうちに、もうすぐ会期終了です。
どうしようかな・・
マグリットといえば、シュールレアリズムの代表的な作家で、日本人なら知らない人はいないくらいの有名人。
教科書にも載ってます。
あちこちで、見る機会はあるのでついつい足が重くなるってのもあるんですけど、代表作といっても、どれもおもしろいですからね・・
ということで、ネットで検索して、今回の展覧会ブログをいくつか見ております。
これなんか良く分かりますね。
http://hakadorian.com/archives/6330
というわけで、今回は観てないので、すみませんこんなところで・・・
で、なぜマグリットについての記事になったか?
たまたま観た新聞が6/10の朝日新聞。
マグリット展を紹介してる記事の下にGoogleの話が・・
有名なGoogleの検索サイトに毎日Googleのロゴがでますよね。
あの話題で、4/23のロゴが日本画家の上村松園背右端140周年のロゴ。
コレが北欧や南米にも紹介されたという話と、毎年小中高生を対象として応募しているロゴコンテストが、今年は開催しないということです。
このロゴ、以前は村上隆のデザインで登場したこともあるのですが、結構面白かったし・・。
管理人のブログでもたしか紹介した思います。
まぁ、相変わらずGoogleの遊び心には感心させられます。