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ニートの歩き方 [BOOK]

常にチェックしている個人ブログ「琥珀色の戯言」で、またまた気になる本を発見して買ってしまいました。
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20120808#p1

「ニートの歩き方」
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「みんなニートになれ」と言いたいわけではないのですが、働きたくないという気持ちはそんなに責められることじゃないし、もうちょっと働かないことについてみんな寛容になったら生きやすい社会になるんじゃないか、お金がなくてもインターネットがあれば結構楽しく暮らせるし、というのが本のコンセプトです。

著者は京都大学卒業の33歳自称ニート。
6年かけて大学を卒業したあとは、3年間就職して働いていた経験もあるのですが、とにかく起きるのがだるかったり、仕事したくなかったりというようなことをずっとブログやTwitterで発信していたらしいです。

本はまだ読んでる途中ですが、この本に書かれていることに関しては、人それぞれの考えもあるでしょうから一概には言えませんが、この方ニートとしてTVにも出演したことがあるらしく、ネットの世界では結構有名人のようです。

また、この本の執筆にあたり、「CANP FIRE」というサイトで募金活動もしてます。
http://camp-fire.jp/projects/view/279

CAMPFIREでは、 アイデアを実現するために必要な創作費用を、共感した友達・ファンそして世界中の人々から少額ずつ集めることができます。
このシステムは、クラウドファンディングといって、ある「志」を持った人や団体に対する資金を、ネットを通じて多数の支援者から収集し実現する手法。
ここでのクラウドは「群集 (Crowd)」ファンディングは「資金調達(funding)」という意味。(Crowd Funding)
チャリティーやファンドレイジングなど社会公益のためにしか使えない手段ではない。
と説明されております。
そういえば今安野が話題になってると聞いたことはあるのですが、実際この「CANP FIRE」というサイトでは、かなりの案件に対して相当額の支援金が集まっております。
もちろん支援を受けるのにただというわけにも行かないので、例えば、このニート本に関しては、例えば1,500円支援するとほんの巻末にSpecial Thanksとして名前を記載し、なおかつ発売された本一冊が著者から郵送されます。
本の代金が1,659円ですから、結果的にお得ですね。

当初の目標金額10万円に対して247人のパトロンがつき、634,614円が集められました。
まぁあ、この10万円というのは、著者の一ヶ月の生活費やなどですが、著作活動に没頭するための差愛提言の生活費を支援してもらおうという意図だったのですが・・・・

今も変わらず活動してるんだと思いますが、アメリカの現代美術家でクリストという作家がいます、彼は何でも布で梱包してしまうプロジェクトを篤志家の支援にずっと行ってきました。例えば国会議事堂などをそっくり布で梱包してしまうのですから作品としてはもちろん売れませんね。
このようなプロジェクト型の活動に対しては、欧米では昔からこのようなシステムがあったのですが、それとはちょっと違うのか?同じなのか?何とも判断はしにくいのですが、とにかく日本もこんな時代になったのですね。


とにかく、変なことにお金が動く社会はいい社会なんだとは思いますが、色々おもしろい時代になってるのは間違いなく、お金が無くても知恵を出せば生きていけるということですねえ。

ただ、この著者をニートといっていいのか?それははなはだ疑問ですが。


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