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加藤泉 箱根彫刻の森美術館 [Exhibition]

ドライブを兼ねて箱根まで行きました。
目的は彫刻の森美術館の企画展 「加藤泉」
http://www.hakone-oam.or.jp/katoizumi/
アフリカ美術を思わせるようなプリミティブな人間。それが幼児なのか成人なのかは定かではありませんが。

1階の展示室には植物の中に溶け込んでその作品たちがありました。人体の一部からその突起物が伸びて花や葉または茎に変容していました。
妙にまわりの空間になじんでおり、妙な安心感がありました。
DSC_0606_4.jpg

彼の作品は3年ほど前に銀座のアラタニウラノで見ましたが、そのときはグロテスクな印象が強かったのを覚えています。
最近は妙な可愛さが全面的に出てきてるようで、親しみやすくなってますよね。
20070720081253.jpg

画家である加藤は当初は油彩画を中心に制作をしていたようですが、閉塞感から脱却するために2005年から彫刻を始めたようです。
たしかに彫刻の方が親しみやすく、作品としても売れるかもしれません。
2007年にはヴェネチア・ビエンナーレにも参加してますので最近の彼の作品はかなりの高値で取引されてるようです。
sakuhin03_b.jpg
メイン展示室にあった8人の人間が折り重なって鯉のぼりのように展示されてましたが、見ようによっては家族にも見えます。
広い空間の真ん中に存在感のある作品でした。
私は好きです。
周りの巨匠たちの彫刻よりもインパクトはありましたね。やはり現代を表現してるという意味では同時代に生きる作家の作品は良いですね。



最後は私の中のプリミティブとでも申しましょうか・・・・・
art2010102902?.jpg
art2010102902,2010

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アシュリー・ビカートン(Ashley Bickerton) [Artist]


Googleで検索したのですが、詳しい情報はのってません。
1986年のソナベントギャラリー(Sonnabend Gallery、NY)での展覧会においてネオ・ジオという括りをされるグループがいました。
今ではシミュレーショニズムの代表的作家とされているピーター・ハリー(Peteer Halley)や、ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)らと共に美術手帖などにも何度も紹介されていた、アシュリー・ビカートン(Ashley Bickerton)。

サーファーでもある作家の個人的な趣味から、サーショップなどのロゴなどを取り入れた作品は都会的に洗練され、親しみやすい作品でした。
私も好きです。
CRI_2070-1.jpg
Ashley Bickerton, Tormented Self-Portrait (Susie at Arles), 1987-88


久しぶりに画像検索してみると、最近はずいぶん画風が変化したようで、プリミティブな人間の情念を表現したような作風になっていました。
これはこれで何か訴えるものがありますが、それなりの変化に戸惑っております。
ashley-bickerton_Hula.jpg
Ashley Bickerton,Hula Girl: One Eye,2007


ということで私も作ってみました。
タイトルは「Ashley Bickertonへのオマージュ 2020」
art2010102701??.jpg
reinoart2010102701,2010

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YOUNG ARTISTS JAPAN Vol.3 [Exhibition]

タグボートが主催する新進アーティストの登竜門イベント“YOUNG ARTISTS JAPAN”を仕事帰りに有楽町に寄って見てきました。
http://www.tagboat.com/event/2010YAJ3/index.html
yaj.jpg
要は、出品料さえ払えば展示ブースを出せるアートの展示会みたいなものです。
銀座あたりの貸し画廊を一人で借りて展覧会をやるより、確実に多くの人たちの目に付くのでお得です。
ここ数年この種のイベントは増えてます。
ただ2年前のリーマンショックはアート界にも影響を及ぼしてますから売ることが目的だとすするとちょっと辛いですね。
まして無名の新人さんたちの出品が多いこの展示会は才能の発掘もあるかもしれませんが、今日見た限りでは私にはちょっと受け入れがたいものばかりでした。

タグボートはネット上で現代アートを販売(通販)している会社で、リーズナブルな価格で現代アートが買えるので、よくのぞいてます。

■誰もが「安心、納得」できるサービスが必要だと考えました。
■アートビジネスを、ガラス張りに、オープンポリシーで。
■透明で合理的な価格体系を、販売と買取のすべてに徹底します。
■ 一人一人の「安心、納得」が集まれば、もっと大きく、新しいマーケットができあがる。
という理念の基にサービスを提供しており、「アート販売の世界に、新しいスタンダードを」作るべき頑張っているようです。

今回の展示会では私にはピント来るものがありませんでしたが、機会を見て今後もこのような催しはどんどんのぞいて見ようと思います。


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