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松井冬子展 [Exhibition]

最近ブログの更新をサボっています。
展覧会を見てないわけではないのですが・・・

http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2011/matsuifuyuko/outline.html
横浜美術館で開催された松井冬子展

今や、すっかり有名人の彼女の公立美術館での初めての個展です。
あの広い会場を埋めるだけの作品があるんだろうか?
と余計な心配をしながら日曜日に見に行きました。

数年前に、成山画廊で見たときから気にはなっておりましたが、今回改めて見た感想は・・

う〜ん。
ここまで自分の世界に浸れれば立派なものですね。
本人幼い頃に見たダヴィンチのモナリザに感動し、画家になると決めたようで、明らかにダヴィンチの解剖図などに憧れてる様子がその素描からうかがえます。

日本画という特殊な技法も彼女の表現したいものには合ってるんでしょうね。
個人的には欲しいとか、凄いと思えるような作品はあまりなかったのですが、こういう世界が好きな方にはいいんじゃないの。としか言いようがありません。

何点か気になる作品はありましたが、最近の作品で森美術館所蔵のこれや
tumblr_kydqllj6hY1qazghio1_500.jpg
とても大きな作品で、像が自ら死を覚悟して入水していく様を描いた作品などは、とても気になりましたね。


また、芸大の卒業制作作品で今回の展覧会のテーマにもなってる《世界中の子と友達になれる》は確かに見応えがありました。
個人的にはこれを油彩で表現して貰いたいなと思ってしまいますが・・・

まぁ人気作家の回顧展ですから、それなりに集客も出来そうで横浜美術館としては成功だと思いますが、何か物足りなさを感じて帰ってきました。
photo_matsui.jpg

今、私が求めてる方向性が違ってるだけで、彼女はおそらく美術界の動向とは関係なく我が道を行くのだと思われます。



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