桑久保徹 小山登美夫ギャラリー [Exhibition]
小山登美夫ギャラリーでの4年ぶりの桑久保徹 個展です。
以前観たのは清澄にあるときの小山登美夫ギャラリーでした。
油絵の具で厚塗した大きなキャンバスが印象的でした。
桑久保徹は、古典的な手法(油絵の具でグイグイ描く)をあえて選んで、現代美術に取り組んでおります。もちろんこのヨプな古典的な手法で取り組む作家は多いのですが、桑久保徹の絵はゴッホばりに油絵の具が盛り上がっております。
特徴的なのは心象風景を物語性に表現する独特の世界です。
今回は、桑久保徹が尊敬する画家の生涯を一つのキャンバスに書いた大作で、カレンダーシリーズとし完結するようです。
桑久保徹の選んだ作家は、ピカソ、フェルメール、アンソール、セザンヌ、スーラ、ゴッホ。今後残りの作家を選んで制作していくようですが、今回はペンディング6点、ドローイング6点が展示されていました。
ペンディングは150号サイズの大作で見応えあります。
一般受けする作家では無いと思いますが、現代美術と正面から取り組む桑久保徹の作品は今後の展開を見守っていきたいと思います。
以前観たのは清澄にあるときの小山登美夫ギャラリーでした。
油絵の具で厚塗した大きなキャンバスが印象的でした。
桑久保徹は、古典的な手法(油絵の具でグイグイ描く)をあえて選んで、現代美術に取り組んでおります。もちろんこのヨプな古典的な手法で取り組む作家は多いのですが、桑久保徹の絵はゴッホばりに油絵の具が盛り上がっております。
特徴的なのは心象風景を物語性に表現する独特の世界です。
今回は、桑久保徹が尊敬する画家の生涯を一つのキャンバスに書いた大作で、カレンダーシリーズとし完結するようです。
桑久保徹の選んだ作家は、ピカソ、フェルメール、アンソール、セザンヌ、スーラ、ゴッホ。今後残りの作家を選んで制作していくようですが、今回はペンディング6点、ドローイング6点が展示されていました。
ペンディングは150号サイズの大作で見応えあります。
一般受けする作家では無いと思いますが、現代美術と正面から取り組む桑久保徹の作品は今後の展開を見守っていきたいと思います。
タグ:小山登美夫ギャラリー 桑久保徹
エルナン・バス HERNAN BAS ギャラリー・ペロタン [Exhibition]
かつて日本では紹介されたことのないエルナン・バス (HERNAN BAS)の作品を観にギャラリー・ペロタンまで行ってきました。
地下鉄日比谷線の六本木駅を出て、青山ブックセンターのワキの路を入っていくと、目立つところにギャラリー・ペロタンはあります。
写真撮影もオッケーということで、撮影した写真を少し掲載します。
路面店ですし、全面ガラス張りのギャラリーは道行く人からも展示風景が見えて
なにか日本のギャラリーとは少し趣を異にします。
画集も現在発行されている3冊がテーブルの上に置かれており、中身を観ることができます。
エルナン・バスは1978年アメリカ生まれで、近年国際的に注目を集めています。19世紀のデカダン派の作家オスカー・ワイルドやナビ派の画家たちの影響を受けたその作品は、象徴性や指摘比喩に満ちています。
抽象画と風景画の合わさったような画面の中で古典的な趣を奏でながら、派手な色彩と装飾的な要素の対比が眼を引きます。
すぐ近くに小山登美夫ギャラリーがあるので、そちらも目的の一つでしたので、行ってまいりました。
桑久保徹展です
地下鉄日比谷線の六本木駅を出て、青山ブックセンターのワキの路を入っていくと、目立つところにギャラリー・ペロタンはあります。
写真撮影もオッケーということで、撮影した写真を少し掲載します。
路面店ですし、全面ガラス張りのギャラリーは道行く人からも展示風景が見えて
なにか日本のギャラリーとは少し趣を異にします。
画集も現在発行されている3冊がテーブルの上に置かれており、中身を観ることができます。
エルナン・バスは1978年アメリカ生まれで、近年国際的に注目を集めています。19世紀のデカダン派の作家オスカー・ワイルドやナビ派の画家たちの影響を受けたその作品は、象徴性や指摘比喩に満ちています。
抽象画と風景画の合わさったような画面の中で古典的な趣を奏でながら、派手な色彩と装飾的な要素の対比が眼を引きます。
すぐ近くに小山登美夫ギャラリーがあるので、そちらも目的の一つでしたので、行ってまいりました。
桑久保徹展です
カオス*ラウンジ新芸術祭2017 [Exhibition]
最近はあまり展覧会にも行っていない。
まず、東京都現代美術館がずっと改修工事で行っていない。
またよく行く、川村美術館や水戸芸術館も興味を引く展覧会をしてないというのもその理由だ。
そんななか、美術手帖のART NAVIを見ていたら、カオス*ラウンジが何か面白そうなことをやってるのを発見。
カオス*ラウンジ新芸術祭
というやつだ。
黒瀬陽平が中心になって、カオス*ラウンジが2014年から、福島県いわき市の各地を継続的に訪れ、美術史的、民俗学的、社会学的なリサーチを重ね、その成果として2015年から1年に1回、いわき市内で「展覧会」を開催してきました。
今回で3回目らしい。
カオス*ラウンジ新芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独」
そして、その公式サイトというのを開いてみたらびっくり。
http://chaosxlounge.com/zz-izumi/jigoku.html
まったく、若いアーティストの感覚に驚かされる。
商業的に派絶対成功しない活動を地道にやっているパワーに感服だ。
まず、東京都現代美術館がずっと改修工事で行っていない。
またよく行く、川村美術館や水戸芸術館も興味を引く展覧会をしてないというのもその理由だ。
そんななか、美術手帖のART NAVIを見ていたら、カオス*ラウンジが何か面白そうなことをやってるのを発見。
カオス*ラウンジ新芸術祭
というやつだ。
黒瀬陽平が中心になって、カオス*ラウンジが2014年から、福島県いわき市の各地を継続的に訪れ、美術史的、民俗学的、社会学的なリサーチを重ね、その成果として2015年から1年に1回、いわき市内で「展覧会」を開催してきました。
今回で3回目らしい。
カオス*ラウンジ新芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独」
そして、その公式サイトというのを開いてみたらびっくり。
http://chaosxlounge.com/zz-izumi/jigoku.html
まったく、若いアーティストの感覚に驚かされる。
商業的に派絶対成功しない活動を地道にやっているパワーに感服だ。