東大生のノート [BOOK]
『東大合格生のノートは必ず美しい』というタイトルの本を買いました。
装丁も大学ノートのまんまのB5サイズの本です。
著者は東大卒ではありませんが、ベネッセで中高生向けの通信講座『進研ゼミ』の編集に携
わっており、2006年からフリーで活動している32歳の女性です。
きっかけはある東大生のノートとの出会いです。そのノートは驚くほど整然と整理されてい
て美しかったとのことです。そこでひょっとして東大生のノートはみな美しいのかと疑問に
思いおもい紹介してもらった200冊のノートを研究した結果、ある法則を見つけて出版し
たというわけです。
その法則とは『東大ノート7つの法則』として以下のように紹介しています。
と・・・とにかく文頭は揃える
う・・・写す必要がなければコピー
だ・・・大胆に余白をとる
い・・・インデックスを活用
の・・・ノートは区切りが肝心
お・・・オリジナルのフォーマットを持つ
と・・・当然、丁寧に書いている
またブックデザインもイラスト等を多用して親しみやすく、決して硬いものではありません。
簡単にちょっとした時間で読めるように工夫されてます。
最もこの7つの法則を解説するのにページ数を要しませんから、東大生に登場願ったり、受
験時代の体験などを語ってもらったりして、受験生がこの本を手に取ったら、受験勉強が楽
しくなるんじゃないかと思えるようなつくりです。
そしてコクヨとこの本から共同開発によって生まれた『Campusノート』を先ほど文房具屋で
買ってきましたので、私も美しいノートを作ってみようと思います。
大事な事は、後で読み直すことを想定してノートをとるということです。
読書進化論 [BOOK]
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
- 作者: 勝間 和代
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 新書
という本を買ってみた。
副題の[人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか]というフレーズが魅力的だったから。
もちろん著者の勝間和代氏は本屋に行けばベストセラーの『お金は銀行に預けるな』が平積みしてるくらいの有名人ですから知ってましたが、正直興味はなかった。
最近はTV等にも出演されてるマッキンゼー出身の才女であることも。
一部には熱狂的なファンがいるという噂もあるなど、さまざまな雑音が聞こえてきてたせいで彼女の著書に手を伸ばさずにきていましたが、この本を読んでてちょっと考えを改めようかと思いました。
本を読んだ後の実践が大切なのね!
どんな小さなことでも実行に移さなくてはね。
小さなことの積み重ねが今の彼女を作ったのですね。
この本に関していえば、ウェブ時代の読書の仕方として使い分けの有効性や読者のレベルにあった本の読み方、付き合い方などについて書かれており、なおかつブログでの発信の有効性などなど。
技術としての読書論として参考になるようですね。
また、出版業界では一般的にプロモーションが弱いのです。
特にビジネス書に限っていえば、いい本は勝手に売れるだろうという楽天的な考えのもとに対してプロモーションもしないようですが、彼女は自分の著作を売るときには、マーケティングの4P『プロダクト(商品)』、『プライス(価格)』、『プレイス(流通チャネル)』、『プロモーション(広報宣伝)』という基本的なフレームワークを使って、きちんと売りたいと考えてやってきたそうです。
これからのベストセラーの作り方という観点でも出版業界の方には参考になるのでは。
偏見を捨てて勝間氏の著書を読んでみようという気にさせた一冊になりそうです。
小山登美夫ギャラリーの目 [Exhibition]
以前初台のオペラシティーギャラリーでみて好感をもった長井朋子の個展が、小山登美夫ギャラリーで開催されてます。
http://www.tomiokoyamagallery.com/
期待していったのですが、以前ほどの感動もなく、へんに少女趣味的な部分ばかりが目に付いて[あれ?]
と思いました。
商業的には成功した小山登美夫ギャラリー。
日本のアート界にとってなくてはならないギャラリーだと思います。
でも、漠然と不安が・・・
こんな作家ばかりだとちょっと違うんじゃないかと。
長井朋子も期待していただけにちょっとショックでした。
ちなみにこの前に訪れた東京都現代美術館で開催中の「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展
http://www.neo-tro.com/
これは見る価値もありませんでした。
併設の森山と常設でなんとか入場料の一部を取り戻した感じです。
MOTしっかりしてください!
http://www.tomiokoyamagallery.com/
期待していったのですが、以前ほどの感動もなく、へんに少女趣味的な部分ばかりが目に付いて[あれ?]
と思いました。
商業的には成功した小山登美夫ギャラリー。
日本のアート界にとってなくてはならないギャラリーだと思います。
でも、漠然と不安が・・・
こんな作家ばかりだとちょっと違うんじゃないかと。
長井朋子も期待していただけにちょっとショックでした。
ちなみにこの前に訪れた東京都現代美術館で開催中の「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展
http://www.neo-tro.com/
これは見る価値もありませんでした。
併設の森山と常設でなんとか入場料の一部を取り戻した感じです。
MOTしっかりしてください!