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佐賀町アーカイブ [Gallery]


1983年から2000年までの17年間、旧食料ビルのスペースを改装して現代アートを発信していた「佐賀町エキジビット・スペース」。
その活動と資料、作品コレクションを検証し、展示し、語り、学ぶ、アーカイブをショーケース化する試みが、外神田のArt Ciyoda3331の地下で4/22よりスタートします。
初回は、伝説の展覧会の大竹伸郎。
当時はキャリアのない若手現代美術家の発表の場は、貸しギャラリーくらいしかないなかで、画期的な活動をしていたわけで、現在に繋がる日本のアートシーンを検証する意味のある試みだと思われます。

5/28に予定されているトークイベントは、定員100名にも関わらず、すでに満員。
大竹氏の人気の高さが伺われます。
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(撮影:三好耕三)


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3331(3331 Arts Chiyoda) [Gallery]

3331(3331 Arts Chiyoda)は、アーティスト主導、民設民営の参画、領域横断のスタイルを旨とし、東京と日本各地、また東京と東アジアのハブとなる「21世紀型オルタナティブ・アートスペース」です。
とHPサイトに説明のあるように、銀座線末広町の駅を出てすぐ、旧練成中学校を改修して作られたアートスペースです。
http://www.3331.jp/

最近この手の試みは多く見られますが、民間にしろ公的な機関にしろアートに対する関心の高さが伺われます。というか、なにか新しいものを作り出していかねばならないという使命感が感じられます。
もちろん日本には独特の技術やアイディアがたくさんあり、ビジネスの世界では世界を相手に十分な競争力を保っているのですが、ことアートの世界では一歩も二歩も送れていることからの焦りもあるんでしょうね。

ここから何が生まれていくのかは分かりませんが、秋葉原からもすぐなのでたまには覗いて見ようと思います。
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伝説のアートディーラー [Gallery]

パリのユダヤ人画商であったレオ・キャステリは、1943年にナチスから逃れるためアメリカに亡命する。
ニューヨークで彼は、同じくヨーロッパから亡命した抽象表現主義の画家達(ニューヨーク・スクール)の活動にシドニー・ジャニスらと共に関わり、美術の中心地をパリからニューヨークに移すことに手を貸している。
しかしニューヨークで発見したアメリカの若い画家達に新しい可能性を見出していた彼は、1957年に年に自分の画廊をオープンし、そこから抽象表現主義以降の新しい現代絵画の歴史をスタートさせることになる。
1958年にジャスパー・ジョーンズの個展を行い、つづいてラウシェンバーグ。
翌年には当時若干23才だったフランク・ステラを見いだし、1961年にはロイ・リキテンスタイン、続いてアンディー・ウォーホル。
1965年にはドナルド・ジャッドなどのミニマルアート。
1972年ジョセフ・コスースなどのコンセプチュアル・アート。
そして80年代にかけてはキーファー、バゼリッツ、クッキ、キア、クレメンテなどのニューペインティング。
そして1985年にはピーター・ハリーなどのネオジオの作家たちと、一見すると何の脈絡もないただの新しもの好きにしか見えないが、そのすべてがNYアート界のスターになっております。

それから30年間、レオ・キャステリは、ニューヨーク・モダンアート界のボスであり続け、彼がいなかったら今のアートシーンは大分変わっているだろうと思われるほどその影響力は大きいです。
1999年に91歳で亡くなっていますが、日本のアートディーラーでも彼を尊敬する人は多く、いろいろ検索していく中で次のようなサイトにも行きつきました。
http://www.loaps.com/
このサイトの中で、たくさんのアートディラーのインタービューがありますので、興味のある方はのぞいてみてください。

レオ・キャステリについては改めて研究しようと思ってますが、なぜあれほどまでの多種多様の作家達を世に送り出すことができたのか?
またビジネス的な成功を納めることができたのか?
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