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Space from your future [Exhibition]

Space from your future

東京都現代美術館で開催中のこの展覧会
http://www.sfyf.jp/
「アートとデザインの遺伝子を組み替える」というタイトルのもと、アート・建築・デザイン・ファッションなどの領域で活躍する13カ国34の作家の作品を通して新しい表現の動向を探るという実験的な展覧会です。10/27から来年の1/20までやっているのであせっていく必要もないかと思ってましたが、時間があったので行って来ました。

はっきり言って企画倒れですね。よくわかりません。これでは客を呼べないのではないか?
六本木の森美術館で開催中の同じような展覧会はかなり良かったのですが。
この差は・・・・?

まぁ前回の「男鹿和雄」展で相当の収益を上げたのだろうから、この展覧会で人が入らなくてもいいのだろうし。それに現代美術館の性格上先進的なこともやっていかなくてはいけないので、企画そのものは評価しますが。

個人的にはこの展覧会で感動したのは「蜷川実花」。
造花と金魚をモチーフにした写真を空間全体に埋め尽くすインスタレーション。その部屋に入った瞬間、ビビットな色彩が目に飛び込んできて鮮烈な印象を受けます。
もはや金魚と赤は彼女の武器として昇華されているようです。

もうひとつは「沢尻エリカの百変化」。
タナカノリユキの作品だとは知らなかったのですが、タナカでなく沢尻の才能に感動しました。
あの事件まで沢尻に対しては何の興味も持っていなかった私ですが、映画「クローズドノート」を見て、彼女の才能に驚かされました。

そして今回のこの作品。
一枚パネル欲しい。なにより可愛いし。
特にお気に入りが尼さんのかっこのやつですが。
http://mainichi.jp/enta/geinou/graph/200709/25/53.html
もちろん、ふつうのかっこのやつもすごい良かったですよ。こんな女優がいまどきいるんだ。

まぁ、この作品だけでも満足ですが、同時に開催中の常設展示の「ポップ道 1960s—2000s」がとても良かった。お勧めです。
最初の部屋で目に飛び込んでくるアレックス・カッツの大作を筆頭に60年代のなつかしのポップが安心感とともに、ワクワクさせてくれました。
企画展を見た後だけにそう感じるのかもしれませんが、この展覧会良いです。
この展覧会についての感想はまた、日を改めてと思ってます。


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コメント 4

みかん

沢尻エリカって結構好きです。
目の前にいたら緊張しそうか?
「タイヨウのうた」を「u.tube」で観たときから
こいつ実は嫌な奴なんだろう、なんて思った。
でも「嫌な奴の役をやってる」良い人かも?って、
普通は思わせるンだけど、
彼女の凄い所は、どっちでも良いけど、実際会って、見て
感じたいと思わせる事だろうな。
絵と同じ。
購入を考えさせる、「現実」とか「同一空間」を意識させる「something」を持ってるよね。
バーチャルじゃなく「リアル」に対して興味を持たせる女だ。

付き合うには恐く、寝るにも怖い女はなかなか居ないからね。
by みかん (2007-11-23 15:12) 

レイ

みかんさんコメントありがとうございます。

女性特有の鋭いご意見ですね。
おっしゃる通りかと思います。
しかし、現代美術館の展覧会よりも女優一人の方がインパクト有るとは情けない。

彼女には頑張ってほしいと思います。密かに応援している人は結構いるはずですよ。理屈でなく良いものは良いと感じる人が、言葉で説明、表現していかなくては。
私などはまだまだですが、みかんさんにはなんか期待できますね。

NY暮らしが長いのでしょうかね?
by レイ (2007-11-24 22:27) 

Tak

こんばんは。
昨日はどうもありがとうございました。

ちょっとお話にも出たこの展覧会。
作品や作家さんはそれなりのもの揃っているのですが
展示の仕方がいかんせん。。。
初めて展覧会を手がけるキュレーターさんかな?
「見せ方」変えればメチャメチャ面白くなるのに。
勿体無いです。
by Tak (2007-11-26 22:28) 

レイ

Takさん 先日は楽しい時間を過ごさせていただきました。
あの時ゲットした現代美術館のチケットはちょうど帰ってきていた長男が喜んで使いました。

その後2度目も見ましたが、2.3期になる作品はあったのですが、やはりブログに書いたとおりです。
それより隣のポップ道はとても懐かしく、安心しました。

もはや古典ですね(笑)
by レイ (2007-11-28 09:57) 

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