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オノ・ヨーコ 私の窓から  [Exhibition]

世間一般にはジョン・レノンの妻としてのオノ・ヨーコが有名で、ビートルズ解散の原因にもなたっということで、一時世界中から非難を浴びたヨーコですが、今ではアーティストとしての活動が広く認知されていますよね。

そのオノ・ヨーコの展覧会が東京都現代美術館で開催されています。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/yoko-ono-from-my-window.html

1950年代から過アーティスト活動をつづけ、コンセプチュアル・アーティストとして世界的に見と得られているオノ・ヨーコですが、ジョンの名声が大きすぎるのか、その実績を見られるような展覧会は最近日本では紹介されるようになってきた気がします。


この本を読むと、そのアーティストとしての生き方が理解できます。

ちなみに、オノはフルクサス(1960年代に発展したダダイズムに触発された前衛芸術家らの自由な集団)に距離を置きながらも関わっていたということです。当時親しくしていたフルクサスの創立者、ジョージ・マチューナス(George Maciunas)はオノの作品を高く評価しておりました。


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若い時の有名な作品Cut Piece


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中村政人 個展「明るい絶望」 [Exhibition]

アーティスト 中村政人の10年ぶりの個展が、2015年10月10日(土)~11月23日(月・祝)アーツ千代田 3331にて開催されています。
http://m.3331.jp/

中村政人(なかむら まさと、1963年 - )は、東京芸術大学大学院終了後、美術家としての活動を開始、村上隆と共に「中村と村上」展や「大阪ミキサー計画」などを活動を展開した後、コンビニの看板を作品化したシリーズやマクドナルドのMサインを作品化するなど社会的な意味を持つ作品展開を進め、1998年よりアーティスト・イニシアティブ「コマンドN」を主宰。現在東京芸術大学准教授。
東京都千代田区にある廃校を利用したアートスペース「アーツ千代田3331」にて統括ディレクターを務める社会との関わりの中での表現活動をしている。
chiyoda.JPG


その中村の個展に合わせ、美術手帖12月号にて特集も組まれていますので、興味のある方を一読を。
中村にとって、いや日本の美術界にとっての問題点は、「アーティストに自立する意識の乏しいこと」。

いち早くその問題に気づいたのは、80年代にニューヨークで観た日本人アーティスト達。美術手帖などでも紹介されている華々しいアーティストたちですら生活が厳しく苦労している現状を目の当たりにして、卒業後ニューヨークでの生活ではなく韓国への留学を選んだ経緯。

予備校講師時代の村上隆との出会いなどについて語られています。
その中で感じることは、美術のための美術ではなく、しっかり産業とコミュけーとした美術。要するに趣味ではないビジネスとしての美術。その中でこそ新しい表現が生まれるとかんじ、自分たちで日本のアートの文脈を作ろうとしてきたわけです。

この20年で、日本のアートも少しづつ社会に根付いてきました。それは彼らの努力の賜物でしょう。
もちろんNYや世界のアートマーケットとはちょっち異なった根付き方ですが、どちらが正解とは言えません。

所詮、世界で流通するアートは金持ちによる道楽であることには違いありません。
もちろんアートマーケットで流通するアートだけがアートでもありません。

我々にとって、リアルなもの。それはなんなのか?
様々な取り組み方があります。

そんなことを考えながら、中村政人の個展を観に行って見ようとお思いました。
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松井えり菜 [Exhibition]

変顔の自画像で有名な松井えり菜の個展が、山本現代で今日11/14から開催されます。松井の作品はカルチェ財団の買い上げになったことでも有名で、若くして注目されている作家です。
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3年ぶりの個展ということですが、近年、松井自信が興味を引かれる西洋の古典絵画は、エル・グレコ、ボッティチェリ、ギュスターブ・モローなど、一つの画面の中で物語が繰り広げられるものばかりだということで、それらが幼少の頃に憧れた少女マンガに酷似しており、むしろ少女マンガが西洋絵画の影響を多大に受けていることに思い至ったとき、デビュー以来常に描いてきた自画像から一旦離れ、自分なりに西洋絵画を“見直す”制作にとりかかったと、個展を紹介する山本現代のサイトにかかれております。

今までとは、変わった松井の作品は私達の目にどう映るのでしょうか?

松井えり菜個展 『マンガ脳夜曲(マンガノウセレナーデ)〜絵画の続き〜』
会期: 2015年11月14日(土)- 12月12日(土)
開廊時間: 11:00 – 19:00(日曜・月曜・祝日休廊)
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タグ:松井えり菜
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