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Chim↑Pom(チンポム) [Artist]

Chim↑Pom(チンポム)が結成から10年になるそうです。

6人組のお騒がせアート集団のChim↑Pom。
管理人は好きですから、度々このブログでも取り上げていますが、2011年の震災直後に被災地に跳び込んだり、福島第一原発近くの高台で、白旗に書いた日の丸を放射能マークに帰るイベントしたり、渋谷駅構内の岡本太郎の「明日の神話」の一部に福島原発の絵を付け足したり・・・・。

有名になった事件としては、広島原爆ドーム上空の空に「ピカッ」という文字を飛行機雲で描いたことです。

でも、デビュー作の「SUPER RAT」だって、渋谷で捕まえたネズミをゲームの人気キャラクターに仕立てた作品ですが、それだって考えたらあれだけの巨大化するということは原発事故による突然変異と捉えてもおかしくないですよね。ゴジラだって原爆の実験で誕生したわけだし。
sup.JPG
この作品のコンセプトは原発とは全く関係ないところから発生していますが、そのように見なおしてみるのもありかなと思えるわけです。


デビュー直後の2007年には、エリイの発案でこのような作品も発表してますし。
eiri.JPG
サンキューセレブプロジェクト「アイムボカン」(2007年)
(引用元:ChimPom – 公式サイト)
「中学2年生のときにダイアナ妃が地雷撤去をしているシーンを見て私もやりたいと思ったのが制作のきっかけ」というエリィのアイディアから作品化。地雷回収後に、地雷を爆破させるカンボジア軍に頼んで私物のブランド物を一緒に爆破させました。また爆発後の作品は、オークションにかけられて、地雷の被害にあった少年たちの義足を買うお金などに寄付されました。



Chim↑Pom---チンポム作品集

SUPER RAT


なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか

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バスキア [Artist]

27年という短い人生を駆け抜けた天才黒人画家バスキア。

盟友ジュリアン・シュナーベル監督による初の監督映画でもあるこの「バスキア」という映画を久しぶりに見てしまった。

この映画は何度も見ていいるが、孤独な天才画家の内面がよく描かれていると感心してしまう。
basukia.JPG
バスキアにとって、唯一の親友アンディ・ウォーホルを失うことがどれだけのものだったかを、再度確認できたような気がする。

若くしてスターダムにのし上がったバスキアだが、最後までドラッグを止められず、ウォーホルの後を追うように亡くなってしまったバスキア。もしその後も生きていれば、あれだけのクォリティーを保った作品を描きつでけられたのだろうか?

ほんの10年にも満たないアーティスト人生の中であれだけの作品を量産できたのは奇跡に近い。

死後作品の価格が下落する作家が多い中で、バスキアの作品は高値安定をキープしており、アンディ・ウォーホルにいたっては21世紀になってから、改めて現代アート界最高のアーティストと言われその作品も高騰している。

そんな奇跡の時間をシュナーベルは描きたかったのか?


「バスキアはアート界のジェームス・ディーンだ」
監督シュナーベルのそんな最後の言葉が印象的だった。

しかし、先日観たバンクシーの映画といい、マンハッタンにはいつも変わらない独特の光と影がある。あんなに小さな島の中に、世界の最高の金持ちと最低の暮らしをする貧乏人が同居している事自体が一つの奇跡であり、そしていつも最先端の何かが生まれてくる。

アーティストにとっては、今でも最高の環境なんだろうとつくづく思う。

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I Love 湯(アイラブユ) [ essay]

ベネッセアートサイト直島

最近無性に直島に行きたくなっている。

直島は瀬戸内海にある小さな島だ。

ここは、ベネッセコーポレーションと直島福武美術館財団によって運営される「ベネッセアートサイト直島」プロジェクトが展開されており、世界中の注目を浴びている。
オープンしてもう5年以上。オープン当初から知っているが、最近急に行ってみたくなった。

たとえば、その中で公衆浴場「直島銭湯『I Love 湯』(アイラブユ)」という奇妙な銭湯がある。場所はフェリーの発着港でもある宮浦港のすぐそば。
ilove.JPG

現代アートのアーティスト・大竹伸朗氏が設計し、クリエイティブ集団grafの協力のもと、プロジェクトが薦められ、タイルメーカーのイナックス(INAX)が大きく関わっている。

小さな写真集のような作品集を私も持っているが、何でもありの大竹大竹伸朗らしくありとあらゆる事件的な試みがされていて面白い。なぜか天井には巨大な像が居る。

この銭湯は実際に営業をしており、もちろん入浴が出来る。ココの銭湯に浸かりながらゆっくり大竹伸朗氏の作品に触れたいなと最近特に思ってしまう。


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