ジャン・ミッシェル・バスキア [BOOK]
とりあえず、amazonで検索し、画像のある本だけでもこんなにある・・・
それだけ商売になったということでしょう。
NYブルックリン生まれのこの黒人画家は27歳という若さで薬物依存により死去。
NYアート界初の黒人アーチスト、そのスプレーを使ったグラフィティ・アートは、あまりにも有名で、彼の死後、日本でも大規模な展覧会が開かれた。
私もファンで、画集をいくつか持ってますが、こんなに一杯発行されていたとは・・・
そんな彼に敬意を表して、アマゾンで頼んだDVDが明日到着します。
週末はゆっくり映画でも見るつもりです。
でも、上野の森美術館に用事が・・・・・
Jean-Michel Basquiat: 1981: the Studio of the Street
- 作者: Jean Michel Basquiat
- 出版社/メーカー: Charta
- 発売日: 2007/07/30
- メディア: ハードカバー
Keith Haring, Jean-Michel Basquiat, Kenny Schare: In Your Face
- 作者: Richard Marshall
- 出版社/メーカー: Malca Fine Art
- 発売日: 1997/06
- メディア: ペーパーバック
Andy Warhol and Jean Michel Basquiat: Collaborations
- 作者: Hilton Als
- 出版社/メーカー: Gagosian Gallery
- 発売日: 2002/08
- メディア: ペーパーバック
Jean-Michel Basquiat: Oeuvres - Works on Paper
- 作者:
- 出版社/メーカー: Galerie Navarro
- 発売日: 1999/04
- メディア: ハードカバー
Jean-Michel Basquiat: The Mugrabi Collection
- 作者: Jacob Baal-Teshuva
- 出版社/メーカー: Swiridoff Verlag
- 発売日: 2001/10
- メディア: ハードカバー
ジュリアン・シュナーベル [Artist]
http://www.movieplus.jp/original/feature/cannes2007/nominate/21.html
『潜水服は蝶の夢を見る』(仮題) 監督:ジュリアン・シュナーベル
現在開催されている「第60回カンヌ映画際」そこに出品されているる作品の映画監督は実は有名な画家である。
1980年代に世界同時多発的に発生しブームになった「ニューペインティング」のスパースター「ジュリアン シュナーベル」である。
1970年代、ニューヨークの「ロカール」というレストランは画家や画商など美術関係者がよく集まるところでした。そこでコックをしていた貧乏画家は運命の女性に出会います。
NYのアートシーンに一代ムーブメントをまき起こした若き女画商メアリーブーンです。彼女が企画した「ジュリアン シュナーベル」の初個展。NY現代美術界のボス、画商のレオ・カステリは、この個展を見て次のように言います。「私は70年代のアートに退屈していた。しかしメアリー・ブーン画廊のジュリアン・シュナーベル展に足を一歩踏み入れた瞬間、大きなショックを受けた。私はもう一度、現代美術にかかわってみようと決心した」ということです。
70年代の主流はミニマルアートに代表されるように、画面一面に色を均一に塗っただけの作品。鉄や木の塊を何も手を加えずに彫刻として展示しただけの作品など。そんな中に荒々しいタッチや色使いで具象的なイメージを描き出したシュナーベルの作品は衝撃的で、彼の作品の価格は1年間で10倍にもなりました。そのようにして売り出されたシュナーベルは「作られたスターにすぎない」と言った批判を浴びることにもなるのですが。しかし、間違いなくその後のアートを変えるくらいの影響力を持つ彼の作品と人気は絶大のもので。フランクステラなどに代表される「ミニマルアート」から学習した『絵画がとはなにか?』を理解した上での、物質とイメージの同居による作品は周辺の作家たちにも強い影響を与えました。
作品を解説しているサイトがありますのでご参照ください。
http://www.linkclub.or.jp/~kawasenb/schnbn.html
彼が監督した「バスキア」と言う映画も日本で公開されましたが、当時のアートシーンの様子やバスキアの心情がよくあらわされており、とても感動したのを覚えております。
http://www.amazon.co.jp/バスキア-ジャン・ミシェル・バスキア/dp/B000FIKF34
GEISAI [Exhibition]
Googleで検索していたら、このブログが6番目くらいに出てきてびっくり。
近くにあった村上隆のGEISAIインタビューの記事が目にとまったので、読んでみました。
ということで、去年の9月、東京ビッグサイトで開催されたGEISAI10について。
5年目で10回目を迎え、コレが最後と言うことなのですが。
才能ある新人発掘の為に、村上氏を中心に始まったアンデパンダン展。
1回目を始めた頃はちょうどアーバナート(百貨店PARCO主催)等のスポンサー先導のアートコンペシーンが終わってしまった直後で、そのエリアが空洞化したんです。
バブル期の企業メセナなどで一時盛り上げかけたアートシーンも、めっきり陰を潜め、PARCOなどを中心に頑張っていたサブカル系のアート展も終わって空洞化していた時期に始まっていまに至ってますが、その間に数々の若い才能が発掘されました。
【GEISAIは自己満足では終わらせない、客観的なアートの立ち位置の表明こそが大事な部分であり、アートの社会的信用のよりどころ造りを考えています。GEISAIには外国のコレクターやキュレーター、つまり、ある種の信頼の置ける美術界の方たちが来場してくれる。このたった数名の大物がピックした作品が美術館に展示されるかもしれない、というチャンスがGEISAIにはある。
しかし、本当に日本でそういった価値基準って必要なんだろうか?ってとこが疑問になっては来ています。結局、ある種の経済的な循環が無ければ、一生続けるわけにはいかないし、ある種の産業にアートを変えて行こうと思っているんです。】
と言うのが氏の主張であり目的です。
今回初めて足を運んだのですが、やっぱりいました。
これから売れる若き才能。
『ロッカクアヤコ』さん
既に一部の企業などがスポンサードしており、海外では結構人気です。
チャンスがあれば、作品購入したいのですが、なかなか展覧会がなくて・・・
(一応本人にブログ掲載の承諾を得て写真撮ってますが問題あるようならコメントください)