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映画「ヘルタースケルター」 [ essay]

やたら派手な前宣伝で注目の「ヘルタースケルター」見てきました。
結論から言うと、つまらん!

監督の蜷川実花の世界をふんだんに堪能指してきましたが、映画としてはどうなの?

個人的には映画はあくまでエンターティメンとと考えてはおりますが、それでも前日に見た「苦役列車」のほうが数倍良かった。

もちろん、男と女では感性も見方も違うとは思いますが、まして私は50過ぎのおじさんですし。でもそれを差し引いてもどうなのかな?

しかもこの原作のコミックは、岡崎京子が1996年まで連載していたようで、監督の蜷川にとってはかなりインパクトのある作品のようです。
私の知ってる蜷川と同年代の女性に聞いたところ、当時岡崎の作品は少女コミックの世界にあってはかなり異質で衝撃的な内容だったとのことです。もちろんこれを少女コミックの範疇で語ってはいけないのですが。
とにかく女性にとって「美しさ」というのは多分特別なものなんでしょうから我々男性陣にはわからない世界ではあるのですが。
ですが、2012年の現在において、この原作のテーマはなんかずれてるんじゃないかという違和感は最後までつきまといました。

蜷川の前作「おいらん」を見てないので、この一作で判断は出来ないのですが、映画監督としての彼女はどうなのか?
写真家としては認めますし、昔オペラシティで見た彼女の個展で見た学生時代の作品はその才能を感じただけに残念です。

また沢尻は多分監督の期待には応えたと思いますが、「クローズドノート」でのあの一件以来、すっかり悪役が身に付いたようですが本当の良さは違うと思ってます。
多分「パッチギ!」の井筒監督が見いだした沢尻の才能は違うところにあると思います。

キャスティングもあれだけの豪華俳優。
特にマネージャー役の寺島しのぶなんて凄い女優を使用してるんですがね。
リリコの後輩役の人気モデルの水原希子は良かったけど。
協賛も多数のメジャー企業もついてるし、相当お金は集まったのだと推測されます。
それだけになんか残念な映画でした。

中盤のクライマックスでの浜崎あゆみの楽曲の起用といい、見え見えの演出が個人的には気持ち悪かったのですが、多分反感を買うようなことをあえて書いてます。

書き始める前はいろいろ言いたいことがあったんですが、途中で夕飯の時間でワインを一本飲んでしまい、頭の中が整理出来ない状態で書いてます。ゴメンなさい。

ちなみに同じような傾向の映画としては、中谷美紀主演の「嫌われ松子の一生」の方が」格段に良かったな。

いろんな意味で、封切り後の反響が楽しみな映画です。この映画は
あくまでも個人的な感想なので、これを読んで判断して見ないのはもったいないと思いますノで、皆さんぜひ見てくださいね

しかし、蜷川実花ならあんなにお金集まるんですね、すごい。
ピクチャ 3.jpg


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