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アートフェア東京2017 東京国際フォーラム [Exhibition]

3/17から19日まで東京国際フォーラムで開催中のアートフェア東京2017に行ってまいりました。
会場入り口にはランボルギーニのアートカーが鎮座しております。
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マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教のスプツニ子がランボルギーニとコラボしたコンセプトカーということですが、デザインされたのは表面のみ。
スプツニ子のイメージを表現しているという意味ではよいのでしょうが話題づくりが先行してるようです。



会場内は例年通り、プライマリーのギャラリーから近代絵画、陶芸などを扱う画廊までさまざま。
管理人は若いこれからの作家にしか基本興味がありませんので、そのようなギャラリーをご紹介しますが、中にはアーティスト本人もいらっしゃって数人の作家さんとはお話もさせていただきました。


まずは、東京画廊の松浦浩之。
東京画廊は死銀座にある老舗画廊ですが最近は新しい傾向の作家も扱っておりひそかに注目しております。
昔は芸大系のこ難しそうな作品の扱いが多かったのですがずいぶん様変わりしましたね。
松浦浩之氏の作品は3点出展されておりすでに完売。全てマスキングして丁寧に彩色された作品は強さとともにプロっぽさを感じます。アシスタントを使わずに全て作家自身の手で描かれているようで、自分で制作せずにはすまされないようです。量産はできないでしょうが、独自のスタイルが確立された作品はとてもインパクトがあります。
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会場入り口に展示されていたKAWSのように売れてくれるといいですね。
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札幌のGALLERY門馬が売り出し中の若いさ作家は山本雄基。
昨年の管理人のブログでも紹介しましたが、今回は小品を多数出品しておりすべて完売でした。
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今回特に気になったのが、清澄白河のHARMAS GALLERYが出品している高橋大輔。
油絵具を異常なほど塗りたくった作品が印象的で、数年前のオペラシティでの作品を見たときから気になっていました。
彼の作品は抽象画なのですが、美術市場での絵画の成り立ち、役割を強く感じさせる印象深い絵です。今後が気になる作家です。
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ほかに、ロッカクアヤコの大作がひそかに展示されており売約済みでした。
デビューからずっと見ておりますが、同じスタイルで描き続け、それなりの強さとクオリティーを保った作品作りができるようになってきました。安定してますね。
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また、小山登美夫ギャラリーの扱う女の子たちの作品は気になるものが多かったですね。
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アートフェアも何回目になるのか覚えておりませんが、管理人は若手の作家を発掘し、皆で育てていこうという視点で見ていますので、毎年楽しみにしております。

セカンダリーマーケットばかりを扱う画廊だけのフェアにならないことを強く希望します。

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