会田誠 うんちの新作 [Exhibition]
市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで久しぶりの会田誠新作展。
ギャラリーでのサイト上では一切その新作を発表していない、何でも絵画がたくさんあるらしい。
ということで、期待して観に行ってまいりました。
あったのは、コレ!!
使い捨ての弁当箱に、発泡ウレタンをうんこのように盛って、アクリル・ガッシュで着色した作品が数十点展示されておりました。
プラスチック容器と発泡ウレタン、そしてアクリル絵の具が作家の中では一直線につながったようで、20世紀に発明されたこれらの石油からなる物質は、過去何千年の芸術の歴史に挑戦できる代物らしい・・。
20世紀の巨匠たち、マルセル・デュシャンのレディイ・メイドはじめ、ゲハルト・リヒター、ジャクソン・ポロック、クーニング、中村一美、岡崎乾二郎、村上隆、ジェフ・クーンズ、ダミアン・ハーストまで引き合いに出して自作のコンセプトを説明する会田のこの作品は、滑稽にしか見えない。
気持ちはわかる。一般の素人にはインパクトもあるかもしれない。
また、いつでも社会に、アートそのものに問題提起する会田の姿勢は好ましいと思われるが、この作品はどうなのだろう?
初期の「犬」のような作品はもう作れないのだろうか?
世界に出ていけない会田誠の理由を感じてしまった展覧会であった。
ギャラリーでのサイト上では一切その新作を発表していない、何でも絵画がたくさんあるらしい。
ということで、期待して観に行ってまいりました。
あったのは、コレ!!
使い捨ての弁当箱に、発泡ウレタンをうんこのように盛って、アクリル・ガッシュで着色した作品が数十点展示されておりました。
プラスチック容器と発泡ウレタン、そしてアクリル絵の具が作家の中では一直線につながったようで、20世紀に発明されたこれらの石油からなる物質は、過去何千年の芸術の歴史に挑戦できる代物らしい・・。
20世紀の巨匠たち、マルセル・デュシャンのレディイ・メイドはじめ、ゲハルト・リヒター、ジャクソン・ポロック、クーニング、中村一美、岡崎乾二郎、村上隆、ジェフ・クーンズ、ダミアン・ハーストまで引き合いに出して自作のコンセプトを説明する会田のこの作品は、滑稽にしか見えない。
気持ちはわかる。一般の素人にはインパクトもあるかもしれない。
また、いつでも社会に、アートそのものに問題提起する会田の姿勢は好ましいと思われるが、この作品はどうなのだろう?
初期の「犬」のような作品はもう作れないのだろうか?
世界に出ていけない会田誠の理由を感じてしまった展覧会であった。
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