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セシリー・ブラウン(Cecliy Brown) 9.11以降のリアリティー [Artist]

「後美術論」
今月(2010年11月号)から美術手帖にて連載の始まった椹木野衣の美術評論ですが、「アート」という言葉の曖昧さを指摘している。

たとえば黒田清輝の油絵とボルタンスキーのインスタレーションを同じ美術と呼ぶのは自然だけど、両者をともに「アート」と呼ぶのには抵抗がある。つまりボルタンスキーの作品はアートでも、黒田清輝の油絵は、美術ではあってもアートではない。
と言っている。
たしかにこの「アート」という言葉が一人歩きしている。

いつから歌手やミュージシャンをアーティストと呼ぶようになったのだろう。
ず〜と疑問だった。

椹木はジョン・レノンとオノ・ヨーコを引き合いに出して音楽と美術の結婚についての考察から始めるようです。
一般的にはジョン・レノンはミュージシャンでオノ・ヨーコは前衛美術家と呼ばれています。
もっとも私にはオノ・ヨーコの作品は理解できませんが・・・

現段階で、美術もARTもアートもその明確な違いを説明できる人はいませんが、私が問題としているのは間違いなく美術であって、このブログで扱っているテーマも美術についてです。
日産GT-Rを扱った記事がありましたが、そのときの共通テーマは「自動車」でした。
もちろんどんなものを扱ってもテーマを「アート」にすることも間違いではありません。すべてのものやアクションはコミュニケーションにつながっているわけです。もちろんアートや美術もコミュニケーションの一つの手段でもあります。



しばらく、「9.11以降のリアリティー」というテーマで、日本ではあまり紹介されていないアーティスト達を紹介していこうと思いますが、それがどんなに表面的に美術的に見えなくても私の中では美術を問題にして取り組んでる作家達のつもりです。
もちろん、美術以外のアプローチでアートと真剣に取り組んでるアーティストも自分が理解できる範疇では紹介(自分の為なのですが・・)していきたいと思います・・・


本日の「9.11以降のリアリティー」はセシリー・ブラウンという女性です。
エロティックな人物像が抽象化され絵の具ごと溶けているような表現が特徴的です。
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